知らないと絶対損!塗料を正しく保管・廃棄するために必要なポイントとは

DIYの際によくあるお困りごとのひとつに、使い切れなかった塗料の処理が挙げられるでしょう。
みなさまは正しい保管の方法や捨て方をご存知でしょうか?
今回は塗料の保管と正しい処理方法についてお伝えいたします。
また、本内容はあくまでも一例であり、自治体ごとに処分方法が定められている場合は必ずそちらの内容に従ってください。
ご協力の程どうぞよろしくお願いいたします。

 

塗料を保管する際に気を付けること

一番お財布にも環境にもやさしい塗料の取扱い方法は、正しく保管して使い切ることですよね。
塗料缶は、基本的には一度開封したら使い切るのがベストですが、1年程度でしたらそのまま使用いただけます。ですが、保管の際にはいくつか気を付けていただきたい点がございます。

まず、水性塗料は空気に触れると固まりやすくなる性質があるので、缶の蓋がしっかり閉まっているか確認してから冷暗所で保管しましょう。
再度使用する際には、念のため塗料に異常がないか確認し、しっかり混ぜてから使用してください。表面が乾燥して膜が張ったり、変色が見られたり、あるいは粘度が高くかき混ぜられない場合は、塗料の機能が著しく損なわれている可能性があります。その場合は、残念ですが廃棄するようにしましょう。

次に、塗料が凍結しないよう注意してください。
塗料が凍った場合は単純に成分が分離するだけでなく、塗料の機能が大きく失われる可能性があります。凍結したために使えなくなり廃棄するとなれば非常に勿体ないので、凍結には気を付けて保管しましょう。
万が一、保管中に塗料が凍った場合には一度常温の状態に戻してみてください。塗料がゲル状に固まる等の異常が見当たらなければ、そのままご使用いただいて問題ありません。

 

水性塗料を捨てる際に気を付けるポイント

次に、どうしても塗料を捨てなければならない際の、基本的な廃棄方法について説明いたします。
残った水性塗料が少量であれば、新聞紙などに塗料を塗り広げてから可燃ごみとして廃棄が可能です。ですから、比較的処理の手間が少なく処分ができます。
残った塗料が多い場合はどうすればよいのでしょうか。この場合は、大きめの容器に塗料を出し切りましょう。それから、不要になった布類や新聞紙に吸い込ませて乾かすことで、可燃ごみとして捨てることができます。また、別の手段としてホームセンターやインターネットなどで販売されている専用の凝固剤を加えてかき混ぜ、固形化してから捨てる方法もあります。

 

水性塗料以外の塗料を捨てる際に気を付けるポイント

では、水性塗料以外はどのように廃棄すればよいのでしょうか。
まず、mizucolor のようなオイル系の自然派塗料は上記のように新聞紙等に塗ってそのまま捨ててはいけません。布や新聞紙に塗料を含ませた後は、かならず水で湿らせましょう。その後、ビニール袋に入れてから捨てるようにしてください。
そのままの状態で放置し乾燥した場合には、自然発火するおそれがあります。身近に感じやすい自然派塗料ですが、捨てる際には特に注意して処理するようお願いいたします。

溶剤系塗料の場合は、少量であれば新聞紙などに塗料を塗り広げ、日陰でよく乾燥させてから可燃ごみとして廃棄が可能です。量が多い場合は水性塗料同様に専用の凝固剤を使用し、各自治体のルールに沿って廃棄してください。

 

少量サイズで購入可能!塗料のお試しセットとは

さて、ここまでご覧いただいて、「塗料を少しだけ使いたいのに、大きいサイズしか取扱いがない」というお悩みをお持ちの方も多いと思います。
塗料を少量だけ使いたいみなさまには、気になる塗料を30mlサイズで購入できる塗料のお試しセットWASHIN TRIAL BOXがおすすめですよ。

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▲左:塗装に必要な道具が揃う ENTRY BOX 、右:好きな塗料を3種選べる 3 PAINTS BOX

WASHIN TRIAL BOX は全2種類。これひとつで塗装に必要なツールがすべて揃えられる、初心者の方にもおすすめの ENTRY BOX と、3種の塗料をお好みで選べる 3 PAINTS BOX です。
用途に合わせて選べるセットも嬉しいポイントですね。

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今回は塗料を無駄にしないための保管方法と、処理方法に困った際の解決方法について説明させていただきました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。