BELAYを綺麗に塗って綺麗にはがしたい
塗った後に剥がせるのが一番の特長のBELAY。
日常生活で「剥がす」といえば、テープやシール等になると思うのですが、
粘着力を別にすると、薄いものより厚みのあるもののほうが、
剥がすときに、つまみやすくて、破れなくて、簡単に剥がせる気がしませんか?
BELAYも同じで、薄い塗膜よりは少し厚めに塗っていただくほうが、
綺麗に簡単に剥がすことができるので、
少し厚め(ドア1枚の範囲に缶コーヒー1本分)に塗っていただくことをおすすめしています。
しかしここで注意していただきたいのが、塗膜の縮み。
塗料内の水分が蒸発することによって塗膜ができるので、
塗膜は液体の状態に比べて体積が小さくなります。
あまりに厚塗りをすると、塗膜の内側と外側で乾燥する速度に差が出てしまい、
乾燥していない内側よりも乾燥した外側のほうが体積が小さくなるので、外側の塗膜が破れてしまうのです。
写真の左側は無塗装、右側はBELAYを厚塗りしたもの。線のような破れが目立っています。
イメージとしては、 風船にペンキを塗って乾燥させたあと、風船を膨らませると塗膜が割れていく感じ。
(BELAYの場合は下地が膨らむのではなく、上が縮むのですが・・・)
とはいえご心配なく! ちょっとした工夫ではがしやすさも塗膜の綺麗さも両立することができます。
今回は、破れを防止するBELAYの塗装方法のご紹介です。
専用塗装道具で簡単!綺麗に塗って剥がすための3STEPS
〇BELAYの塗装の仕方
必要なもの
・BELAY
・棒コテバケorミニスペア
① BELAYを薄く塗る
先ほどのステンレスの無塗装部分に塗装。
破れているほう(右側)のステンレスの周縁部分が少し丸みを帯びているのに対し、
薄く塗装した部分には全くそれが見られないことからも、
その塗膜の薄さがおわかりいただけるかと思います。
薄く塗る→乾かす→薄く塗るを3回繰り返すと…。
なかなか写真でお伝えするのが難しいのですが、厚みが左右だいたい同じぐらいになりました。
右側の塗膜は汚く破れているのに対し、左側の塗膜が綺麗に仕上がっていることがおわかりいただけるかと思います。
綺麗に剥がすのにおすすめなのは最低でも3回は塗ること!
あとはお好みの厚みになるまでひたすら重ねていくだけです。
手間のようにも思えますが、
実は塗膜を薄くしている分、乾くのも早いですし、 何より綺麗に仕上がります。
ぜひ試してみてくださいね。
BELAYを塗るには専用塗装道具がおすすめ
ちなみに、わざわざ「必要なもの」に「棒コテバケorミニスペア」と書いたかと言いますと、
ハケに比べて簡単に薄く塗ることができるからなんです。
写真はミニスペアで塗装をしている様子。
このように、面で塗ることができるので、塗料を薄くのばして塗装することができます。
そして、この棒コテバケとミニスペアが入った塗装セット、
BELAYを1本ご購入につき、お1つプレゼントしています。
なので、塗装なんて普段しないし棒コテバケって何・・・という方もご安心くださいね。
BELAYブログでは、より快適なBELAYライフをお送りいただくため、 塗装のコツや注意点をご紹介しています。
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