IKEA木製スツールの再塗装で新品同様リニューアル

再塗装は大変??リニューアルの為のベーシックな再塗装の手順とコツ

IKEAの木製スツール、mizucolorで可愛く塗装をしたけれど、使っていくと黒ずみや足跡の汚れなどで可愛い色が台無し!なんて場合は、汚れを研磨で落として再塗装でのリニューアルがおススメです。

今回は初心者でもきれいに仕上げる手順とコツをご紹介したいと思います。

写真10
▲ステップ部分や脚が黒ずみ古い印象のスツール

まずは塗装道具の準備

写真1

・刷毛
・ウエス
・カップ
・mizucolor2色(アイスグレー・ターコイズブルー)
・サンドペーパー180番 
・あて木
・養生テープ 
・マスカー

木にしみ込んだ汚れを落とす場合は80番など目の粗いサンドペーパーなどがあると便利です。
表面の汚れなら180番のサンドペーパーで十分です。

また、養生テープは文具で可愛い柄の物を持っているという方もいるかと思いますが、
塗装用のものを使うと塗料のしみ込みなどもなくキレイに仕上がります。

研磨・下処理の方法とワンポイントアドバイス

写真2

サンドペーパーは180番を使用しました。
研磨をすると細かい木くずが飛ぶので、自宅で行う際はマスカーを広めに敷いて養生しましょう。

汚れている部分のみではなく全体的に均一になるようにサンドペーパーを当てて
塗料と汚れを落とすのがポイントです。
なでるだけではなく、しっかりと力を入れて研磨をしてくださいね。

写真3

スツールの脚の部分も黒い汚れが目立ちますね。これも落としていきましょう。
不安定な部分のサンドペーパーがけは、あて木があると均一にやすり掛けが出来るので便利です。
全体的に研磨が完了したら、表面の木くずは乾いたウエスで拭き取ります。

組みあがっているスツールの為、接続部分の角などに木くずが溜まってしまう事もあります。
その様な場合はエアダスターやドライヤー(冷風)で木くずを飛ばしましょう。
ウエスで取り切れない木くずやウエスの繊維を落とす事ができるので、
スツール全体的に風を当てておきます。
このひと手間もきれいに仕上げるポイントの一つです。

写真4
▲汚れと塗装を落とした状態

mizucolorは浸透するタイプの塗料の為、完全に取り切る事は出来ません。
汚れが落ちて、均一にサンドペーパー掛けが出来ていればOKです! 

塗装スタート時の注意点

写真5

さて、カップと刷毛を用意して~
塗装開始という所ですが、ストップです。
どこから塗ったら良いのか??というのを決めましょう!
→正解は 塗りにくい内側です。

また色が付くと困る部分はしっかりとマスキングテープを貼ってから塗装を進めましょう。 

 

さて、準備万端。塗装を開始します。

写真6

mizucolorターコイズブルーで脚の内側、外側と塗り進めていきます。
刷毛にmizucolorをしっかり付け、塗りムラにならないように素早く塗っていくのがポイントです。

つい、うっかり、ついてほしくない所にmizucolorがとんでしまった!なんて事もありましたが・・・
すぐ気が付いたので浸透する前にササっとウエスで拭き取り事なきを得ました。
そういった点も初心者に優しい塗料です。

脚の内側→外側と塗り進め、最後にスツールのステップ部分・天板をアイスグレーで塗ります。
薄い色や表の塗りやすい所は最後に行います。

写真7

塗装が完了したら、直射日光のあたらない風通しの良い場所で3時間程度乾燥させましょう。 

 

完成です!

写真8

研磨をしてはいますが、元々の色が残っているので、
最初の物より色合いは濃い仕上がりになります。
脚元やステップ部分の汚れもすっかり落ちて気持ちがいいですね!

是非、寒い時期だからこそ、お家でできるリニューアルDIYにチャレンジしてみて下さいね。 

 

 

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