気軽に楽しくDIY!ウッドデッキを塗り替えてみよう~準備・研磨~

ご自宅のウッドデッキ、塗りたての頃と比べてめっきり色が落ちたなぁ、
という経験はありませんか?
お使いのウッドデッキの塗装が剥げてきたり、
全体的に色あせて灰色を帯びてきたら塗り替えのサインです。

普段は業者の方にお願いしている、という方もひと味違ったおうち時間を充実させるべく、
ご自身で塗り替えを試してみるのはいかがでしょうか?
今回はそんなハードルが高いように見えて、
意外と簡単なウッドデッキの塗り替えについてご紹介いたしましょう。

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▲塗装が剥げ、全体的に色あせて灰色を帯びています

事前の準備が大切!ウッドデッキの塗り替えで用意するもの

屋外でのDIYにあたり、事前の準備は入念に行いましょう。
まずは気候の確認。塗装は天気の良い日に行い、晴れ間の続く日に十分乾燥させるようにしてください。というのも、湿度が高すぎると塗料の乾燥が遅れてしまいますし、温度が低すぎると塗料が凍結してしまう恐れがあります。
屋外で塗装を行う場合は、晴れ間が続くことを確認してからにしましょう。

そして、準備物の確認です。今回用意するものはこちら。
・サンドペーパー(オススメ:#150)
・たわし 又は ブラシ
・マスキングテープ
・マスカー
(養生シートとマスキングテープが一緒になった資材。ホームセンター等で購入できます)
・新聞紙
・ウエス
・刷毛
・カップ
・ガードラック アクア A-5 チョコレート

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▲準備は万全に

しっかり確認!大事な塗料の選び方

塗料の選び方については、基本的には前回塗装した塗料の色や性質に合わせる形がベターです。
必ず屋外用と記載のある塗料を選んでくださいね。そしてDIYなら臭いが少なく扱いが簡単な水性塗料がオススメ。

ペイントマルシェでは屋外用水性塗料としてガードラック ラテックスとガードラック アクアの2種類を販売しています。
ガードラック ラテックスは2回塗りで木目を生かした仕上がりが特長の浸透タイプの塗料。新規塗装にぴったりです。
一方、ガードラック アクアは1回塗りで優れた耐候性と着色力を発揮する塗料。着色力に秀でているので、新規塗装はもちろん、メンテナンス塗装にも最適です。

今回はウッドデッキの塗り替えということで、ガードラック アクアを採用しました。

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▲ガードラック シリーズ

ガードラック ラテックスの詳細はこちら

ガードラック アクアの詳細はこちら

注意するべきは、濃い色を薄い色に塗り替えたいとき。
例えば、ガードラック ラテックスのような浸透タイプの塗料は、色にもよりますが元の色の影響を受けやすくなってしまいます。ですので、思った通りの色味に仕上がらない可能性もあるのです。この点はご留意ください。
このような場合は、十分に研磨を行って古い塗装部分を剥がしてから塗装することが綺麗に仕上げるポイントです。そうした色味の選択を柔軟に行いたい場合は、初めに薄い色を用いることもお勧めです。
いずれの場合も色を確認するために、全体を塗装する前に隅の目立たないところで色味に問題がないか、必ず試し塗りを行うようにしましょう。

そんな時にお勧めなのがペイントマルシェのWASHIN TRIAL BOX。
3 PAINTS BOXはお好みの塗料を3種選べるお得なセット。
気になる塗料を比較したいときにぴったりですよ。

ENTRY BOXはお試しサイズの塗料1種と塗装に必要な基本ツールのセット。
初めての塗装で道具をお持ちでない方にお勧めです。

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WASHIN TRIAL BOX の詳細はこちら

ちなみに、ガードラック アクア・ガードラック ラテックスはいずれも同じ種類の中で混ぜ合わせ、オリジナルカラーを作ることが可能です。
各色をどれだけ混ぜ合わせるのか、どのように組み合わせるのか、アイデアはみなさま次第。
お好みで是非自由自在な色づくりを楽しんでみてくださいね。
ガードラックで自分だけの色を作りたい方はこちら

塗料必要量の調べ方

さて、これで塗料の選び方は完璧です。お次は塗料の量。
このウッドデッキを塗装するのにいったいどれだけの量が必要なのでしょうか。

こんな時、見るべきなのはこちら!
製品ラベルやカタログなどでは、「塗り面積」「塗布量目安」などと記載される箇所です。

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▲ガードラック アクアの仕様。メーカーのWebサイト、カタログ、製品ラベルなどに記載があります

こちらを例に、塗料での必要量をどのように算出すればよいのか見ていきましょう。

ガードラック アクアは 1㎡あたりの目安:約100g と記載があります。
つまり、1㎡(1m × 1mの面積)を塗るのに、おおよそ100g必要になるということです。ここから、皆さんが塗装したいウッドデッキの面積を算入して塗料が何g必要になるかを割り出すことが可能です。
例えば、14㎡を塗装したい場合、14㎡ × 100g/㎡ = 1400g の塗料が必要です。

このように、面積がおおむね分かれば、必要な量を事前に計算することが可能です。
塗料を準備する際の参考にしてくださいね。
ちなみに、塗り替えの際には想像以上に木材が塗料を吸い込んでしまい、かなりの量を消費することがあります。
面積から算出した必要量より多めの量を確保して塗装に臨むと余裕をもって塗装が出来ますよ。

また、「欲しい量は少しだけなのに、ぴったりの容量がない」という方に向けて、ペイントマルシェではガードラックの量り売りを行っています。

お好きな色をお好きな量だけ、100g~3500gまで100g単位でお選びいただけます。
便利なので、ぜひ活用してみてくださいね!

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ガードラック アクア 量り売りはコチラ

素地調整・研磨

さて、いよいよ素地調整と研磨です。
まずはウッドデッキの汚れを落としましょう。
木材についた苔やカビを落とす場合は高圧洗浄機やたわし、ブラシを使うと綺麗になりますよ。
その後、古い塗膜などを研磨で取り除きましょう。

前回の塗装が造膜・浸透タイプのいずれであっても、サンダーやサンドペーパーで研磨するのがオススメ。というのも、表面に全体的に傷をつけることで塗料が木材に密着しやすくなり、塗装が長持ちするためです。
この作業を丁寧に行うことで、塗装の完成度がぐっと高まりますよ。
すこし面倒な作業ではありますが、研磨は丁寧に行うようにしましょう。研磨の際は木目に沿って表面を削ることをお忘れなく。でないと傷が目立ちやすくなってしまいます。
また、研磨の際に出た研磨くずはウエスなどで丁寧に取り除くようにしましょう。
研磨くずを残したままにすると塗料が表面に密着せず、仕上がりにムラが出てしまいます。

研磨の目安としては、以下の写真をぜひ参考にしてみてくださいね。

画像8-2▲ここまで研磨すれば大丈夫

さて、この後はいよいよ気になる塗装。
果たして、ウッドデッキはどのように生まれ変わるのでしょうか…!

続きは次回更新にてお届けいたします!