vol.11 心地よい音が響くウィンドウチャイム

何かを手づくりしてみたり、カラーを変えてみたり。
ちょっとしたアイデアで暮らしをカスタマイズすると、まいにちがもっと、居心地よく楽しくなります。
スタイリストの石井佳苗さんに登場いただき、
水からうまれたナチュラルペイント「mizucolor」を使った、かんたん&自分らしいアイテムづくりを紹介します!

第11回
心地よい音が響くウィンドウチャイム

第11回目のテーマは、心地よい音が響くウィンドウチャイム。
木のあたたかな印象と、流れゆく風とともに響く美しい音色が、部屋をやさしく包み込みます。

材料と道具

  • 筒棒
    太:直径24mm・内径13mm(長さ200mm)
    中:直径20mm・内径11mm(長さ200mm)
    細:直径15mm・内径9mm(長さ200mm)×各2本
  • 半球(中:直径50mm、小:直径30mm×3)
  • 円板(直径:90mm、厚さ7mm)
  • ロウ引き糸(太・細各130cm)
  • 刷毛
  • ハサミ
  • カップ
  • コンパス
  • ウエス
  • えんぴつ
  • さしがね
  • ストレートドリル刃径2mm
  • 紙やすり(240番)
  • ドリルドライバー

印のアイテムは「ペイントマルシェ」で購入可能です。

TALK ABOUT “mizucolor”

自然をモチーフにした、ナチュラルな色合いが美しいmizucolor。全30色のラインナップからテーマや空間に合わせたカラーのセレクトが可能で、水性塗料だから室内でも安心して使えます。今回はマスタードイエロー、シェルピンク、オリーブグレー、グラスグリーン、ヘンプベージュを使ってペイントします!

手順

手順1
1

木製パーツに印を付ける(円板)

コンパスを使って、ベースとなる円状の木製パーツの中心点を求めて印を付けます。中心点を出すには、まずは円上に無作為に直線を引いて、その両端を起点にしてコンパスで円を描いたら、円板の両縁から交差した2点を通る直線を引きます。それを異なる場所でもう一度繰り返すと、2つの直線が交差します。それが中心点ですので、しっかりと印を付けておきましょう。
印を付けたら、中心点を通る十字線以外の線は消しゴムで消します。ペイントしてからは消せないので注意して下さい!

手順2
2

木製パーツに印を付けて穴を開ける(円板)

円板の中心にコンパスの針を置いて、外側から1cmほど内側に円を描きます。
次に、その円の半径の幅のまま線上にコンパスの針を置いて、円の線上に等間隔で6箇所印を付けます。
そして、中心点と6つの点に穴を開けます。

手順3
3

木製パーツに印を付けて穴を開ける(筒棒・半球)

筒棒の端から2cmのところに印を付けて、突き抜けるように穴を開けます。
半球もおおよその中心点に穴を開けます。

手順4
4

やすりがけをする

木製パーツの縁や穴を開けた部分に、やすりがけをして整えます。

手順5
5

レッツ・ペインティング!

mizucolorをペイントします。穴の部分や縁の部分まで、しっかりとペイントして下さい!

手順6
6

ウエスで拭き取る

5分ほど経過したら、乾ききる前にmizucolorをウエスなどで拭き取ります。

手順7
7

ロウ引き糸を穴に通して取り付け

筒棒に糸を通して取り付けます。このとき、糸の両端を円板の同じ穴に通します。

手順8
8

テープなどで仮留め

糸の片端を円板に仮留めします。そしてもう片方の先端を使って、順番に筒棒を取り付けていきます。

手順9
9

筒棒を順番にすべて取り付ける

順番に隣の穴に筒棒を取り付けていきます。
最後は仮留めしていた糸と結び合わせ、余計な部分はカットします。

手順10
10

半球の木製パーツを取り付ける

もう一本のロウ引き糸の端を結び、半球のパーツを通します。そして下から穴を通します。
一番下のパーツから25cmほど上に2つめ、その8cmほど上に3つめ、4つめを取り付け、この最後の4つめは円板にピッタリとくっつくように取り付けます。

お部屋にナチュラルな彩りと響きを加える、
木目を生かしたウィンドウチャイムのできあがり!
自然な空気感に包まれて、空間がもっと心地よくなりますよ!

POINT

自然由来で安心安全な
mizucolor!

mizucolorは、水から生まれたナチュラルペイント。イヤなニオイがなく触れて安全なので、大人も子供も安心して使用することができます。

木目を活かして
あたたかな印象!

水性塗料のmizucolorは浸透タイプなので、木目や木の風合いをしっかりキープ。オリジナルのカラーを加えながらも、しっかりとナチュラルな雰囲気を演出することができます!

Editor:Masashi Nishihara,Photo:Nozomi Nishi