vol.4 お部屋を自然にいろどるティッシュカバー

何かを手づくりしてみたり、カラーを変えてみたり。
ちょっとしたアイデアで暮らしをカスタマイズすると、まいにちがもっと、居心地よく楽しくなります。
スタイリストの石井佳苗さんに登場いただき、
水からうまれたナチュラルペイント「mizucolor」を使った、かんたん&自分らしいアイテムづくりを紹介します!

第4回
お部屋を自然にいろどるティッシュカバー

第4回目のテーマは、お部屋やテーブルの上を、
mizucolorでナチュラルに演出する「ティッシュカバー」。
木の自然な風合いを生かしたカラーで、無機質なティッシュボックスもおしゃれに大変身!

材料と道具

  • シナベニヤ
    長辺の側板 120mm×80mm 2枚
    短辺の側板 265mm×80mm 2枚
    ※高さのあるカバーを制作する場合
    長辺の側板 120mm×150mm 2枚
    短辺の側板 265mm×150mm 2枚
    天板243mm×116mm
    底板247mm×120mm
  • ドリルドライバー
  • 電動ジグソー(糸ノコギリでもOK)

印のアイテムは「ペイントマルシェ」で購入可能です。

TALK ABOUT “mizucolor”

自然をモチーフにした、ナチュラルな色合いが特徴のmizucolor。
水性塗料だから室内でも安心して使え、全30色のラインナップでテーマや空間に合わせたカラーのセレクトが可能です。
今回は、アイスグレー、ホワイトスモーク、スモーキーピンク、コーラルピンク、フォギーブルー、グレイッシュグリーン、ミストグリーンを使ってペイントします!

手順

手順1
1

やすりがけ

表面がフラットで塗装しやすいシナベニヤを使います。ホームセンターなどで側板・天板・底板をカットしてもらい、紙やすりで四辺のささくれを取ります。

手順2
2

速乾ボンドで組み立て

底板と側板を並べ、速乾性ボンドを塗ってボックスを組み立てます。このとき、はみ出たボンドが残ってしまうとmizucolorを塗ることができなくなるので、しっかり取り除くようにしましょう。組み立てが終わったら、クランプでしっかり固定して乾燥させます。クランプがない場合は、厚めの本などを四方に置いて固定させます。

手順3
3

天板の穴開け場所に丸印をつける

板の中央に15cmのラインを引き、その両端からそれぞれ6mm内側に小さな丸印をつけます。

手順4
4

穴を開ける

③で印を付けた丸印に直径12mm幅のドリルの先端を置き、穴を開けます。穴開けのときは板が回ってしまわないよう、クランプでテーブルにしっかり固定しておきます。クランプがない場合には他の人に押さえてもらうなどして、しっかり固定するようにしましょう。

手順5
5

両サイドの穴を直線で結ぶ

これからカットする目印に、両穴のそれぞれの先端を直線で結びます。

手順6
6

ティッシュの取出口をカット

⑤で引いたラインに沿って、ジグソーや糸ノコギリなどでまっすぐカットしてくり抜きます。このときもクランプで、テーブルなどにしっかり固定するようにしましょう!

手順7
7

カットした部分をやすりがけ

使用する際にティッシュが引っかからないように、紙やすりを鉛筆やペンなどに巻いて、カットした内側を丁寧にやすりがけします。

手順8
8

レッツ・ペインティング!

いよいよmizucolorをペインティング! お好みのカラーをチョイスして、側板、天板、また内側の好きな部分に自由にカラーリングします。mizucolorを塗らない部分には、キズや汚れに強く撥水効果もある水性塗料(屋内用)「アクレックスN0.3405木部用ウレタンフラット」を塗っておくと、素材をさらに長持ちさせてくれます。

お部屋をおしゃれ&ナチュラルに演出してくれる、
木目を生かしたオリジナル・ティッシュカバーのできあがり!
テーブルや棚にもしっかりマッチして、いつでも気分良く使えます。

POINT

木の風合いをキープ!

水性のmizucolorは浸透タイプの塗料なので、カラーリングしたあとも木目や木の風合いはしっかりキープ! ナチュラルな雰囲気をそのまま生かせるので、オリジナルのグッズをつくるときにピッタリです。

水から生まれた自然派塗料

mizucolorは、水から生まれたナチュラルペイント。自然をモチーフにした色鮮やかなカラーが特徴で、水性塗料だからイヤな臭いもないので屋内で使用しても安心です。

Editor: Masashi Nishihara, Photo: Nozomi Nishi