何かを手づくりしてみたり、カラーを変えてみたり。
ちょっとしたアイデアで暮らしをカスタマイズすると、まいにちがもっと、居心地よく楽しくなります。
スタイリストの石井佳苗さんに登場いただき、
水からうまれたナチュラルペイント「mizucolor」を使った、かんたん&自分らしいアイテムづくりを紹介します!
- 第2回
- 風に揺れるカラフルなプランターカバー
第2回目のテーマは、
天井や壁から吊してもテーブルや床に置いてもおしゃれな、mizucolorで彩るカラフルな「プランターカバー」。
植物をキレイに&かわいく演出して、お部屋をもっと心地よい空間にします!
材料と道具
- シナベニヤ 仕上がり110mm角
前板2枚:W110mm×H110mm
※長方形の場合W110mm×H150mm
側板2枚:W99mm×H110mm
※長方形の場合W99mm×H150mm
底板1枚:W99mm×H99mm
板厚5.5mm - 水糸(2,400mm×6本)
- ドリルドライバー(キリでもOK)
- 刷毛
- マスキングテープ
- やすり
- 指金(さしがね)
- 鉛筆
- 速乾ボンド
印のアイテムは「ペイントマルシェ」で購入可能です。
TALK ABOUT “mizucolor”
自然をモチーフにした、ナチュラルな色合いが特徴のmizucolor。
水性塗料だから室内でも安心して使え、全30色のラインナップでテーマや空間に合わせたカラーのセレクトが可能です。
今回は、マスタードイエロー、バーミリオン、ミストグリーン、ラベンダーブルー、ベージュピンクの5色を使ってペイントします!
手順
やすりがけ&穴開け場所のチェック
表面がフラットで塗装もキレイにできるシナベニヤを使います。ホームセンターなどで前板・側板・底板をカットしてもらい、紙やすりで四辺のささくれを取ったら、水糸を通す穴の場所をチェック。前板・側板の上部分から10mm、左右中央から右と左にそれぞれ40mmの所に印を付けます。
水糸用の穴を開けます
下に木の端材などをしっかりと敷いて、ドリルドライバー(もしくはキリ)で2.5mm程度の穴を開けます。
前板・側板各2枚×3箇所=12点開けます。
速乾ボンドで組み立て
まずは底板の側面2箇所に速乾性ボンドを塗り、側板2枚を接着します。その後、側板の1辺にボンドを塗りボックスを組み立てていきます。このとき、はみ出たボンドが残ってしまうとmizucolorを塗ることができなくなるので、しっかり取り除くようにしましょう。箱が完成したら、仕上がりをイメージしながらデザインを考えます!
マスキングテープを貼る
③で目印を付けた場所を見ながら、ペイントしない部分にマスキングテープを貼ります。隙間にmizucolorが入り込まないように、マスキングテープはしっかり貼ってください。
レッツ・ペインティング!
マスキングテープを貼ったら、いよいよmizucolorをペインティング。明るい印象のカラーをチョイスして、シンプルに一色のみでカラーリングします。にじみが出ないように木目に沿って、マスキングテープの上から塗るようにしましょう。
内側やmizucolorを塗らない部分には、キズや汚れに強く撥水効果もある水性塗料(屋内用)「アクレックスN0.3405木部用ウレタンフラット」がオススメ!
素材を長持ちさせてくれます。
またペイント後には開けた穴が埋まってしまう場合があるので、キリなどで再度開けるようにしましょう。
水糸を穴に通します
触ってみてmizucolorが手に付かないくらいに乾いたら、マスキングテープを剥がします。
そして次は、1本あたり2,400mmにカットした水糸を穴に通します。水糸の先端はマスキングテープで固定すれば、糸を穴に通しやすくなります!
水糸を結んで抜けないように固定
水糸を穴に通したら、水糸の先端に付けたマスキングテープを外して、2〜3回ほど結んで玉をつくって穴から抜けないようにします。
水糸は向かい合わせの穴に
水糸を通して玉をつくって抜けなくしたら、次は向かい合わせの穴に通して固定します。これを6本分繰り返します。
風に揺れるプランターカバーのできあがり!
水糸のカラーもアクセントになって、お部屋を色鮮やかに彩ります。
テーブルなどの上に置いて飾ることもできるので、お庭や寝室を自由に&心地よく演出することができます。
POINT
お部屋に
ステキなアクセント
植物の美しさを引き立てる、鮮やかな色合いのプランターカバー。宙に浮かせたり、壁にぶら下げたり、テーブルや床に直置きしたり、自在に空間を明るく彩ることができます!
水から生まれた
ナチュラルペイント
水から生まれたmizucolorは、自然をモチーフにした色鮮やかなカラーが特徴。水性塗料だからイヤな臭いもなく、室内外でイメージ通りの風合いを演出することができて嬉しいですね!
Editor: Masashi Nishihara, Photo: Nozomi Nishi