vol.1 幾何学模様のランチョンマット

何かを手づくりしてみたり、カラーを変えてみたり。
ちょっとしたアイデアで暮らしをカスタマイズすると、まいにちがもっと、居心地よく楽しくなります。
スタイリストの石井佳苗さんに登場いただき、
水からうまれたナチュラルペイント「mizucolor」を使った、かんたん&自分らしいアイテムづくりを紹介します!

第1回
食事タイムを彩るランチョンマット&コースター

第1回目のテーマは、
表面がなめらかで使いやすいシナ合板にmizucolorをカラーリングしてつくる「ランチョンマット&コースター」。
食卓を明るく彩るだけでなく、暮らしをさらに居心地よくしてくれるはず!

材料と道具

  • シナ合板: ランチョンマット:430mm×330mm程度
  • シナ合板: コースター:110mm×110mm程度
  • 刷毛
  • マスキングテープ
  • やすり
  • 指金(さしがね)
  • 鉛筆

印のアイテムは「ペイントマルシェ」で購入可能です。

TALK ABOUT “mizucolor”

全30色という色とりどりなmizucolor。自然がモチーフになっているだけあって、色合いが良くって見ているだけでワクワクします。今回は、マスタードイエロー、スモーキーラベンダー、チャコール、グレイッシュグリーン、ネイビー、キャラメルブラウン、イエローオーカーの7色を使ってペイントします!

手順

手順1
1

まずは“やすりがけ”から

表面がなめらかで、使いやすくて塗装もしやすいシナ合板を使います。ホームセンターなどでカットしてもらったら、紙やすりで四辺のささくれを取ります。

手順2
2

塗る方向をしっかり確認!

必ず木目に沿ってペイントします。木目に逆らって塗ってしまうと、にじんでしまうので要注意です!

手順3
3

仕上がりをイメージしながらデザイン

指金と鉛筆を使ってデザインします。マスキングテープを貼る場所が分かる程度でOKです。

手順4
4

マスキングテープを貼る

③で目印を付けた場所を見ながら、ペイントしない部分にマスキングテープを貼ります。

手順5
5

レッツ・ペインティング!

マスキングテープを貼ったら、いよいよペインティングです。今回は落ち着いた感じのカラーをチョイスして、それぞれシンプルに一色のみでカラーリング。
刷毛の先にmizucolorをつけて、素早く塗っていきましょう。mizucolorは少量で大丈夫。手が汚れないボトル形状も、嬉しいポイントです!
塗り方のコツは、にじみをふせぐために“木目に沿うこと”。そして、マスキングテープの隙間に塗料が入らないように、“マスキングテープの上から塗る”ことです。

手順6
6

乾いてきたらマスキングテープを剥がします

触ってみてmizucolorが手に付かないくらいに乾いたら、マスキングテープを剥がします。この瞬間がとっても気持ちいいんです(笑)!
木に浸透して色が落ちにくいmizucolorですが、マスキングテープを剥がすときはゆっくり丁寧に行ってください。

手順7
手順7

7mizucolorを塗らない部分には「アクレックスNo.3405木部用ウレタンフラット」

ランチョンマットとコースターは、上にものを置いたり水に濡れる場合が多くあります。mizucolorを塗った場所はキズや汚れに強くなりますが、塗らない場所はどうすればいいでしょう?

そんなときは同じ水性塗料(屋内用)の「アクレックス№3405」がオススメ。mizucolorと同じく、木目を生かしながら素材を守ってくれます。

おしゃれなMyランチョンマット&コースターのできあがり!
並べると幾何学模様になって、お部屋に飾ってもステキですね。
これなら食事がさらに美味しくなること間違いナシ。簡単にできるので、ぜひトライしてみてください。

POINT

ナチュラルなカラーで
部屋 になじむ

30色もあると迷ってしまいますが、mizucolorの色は自然のニュアンスが生かされていてどれもステキ。オリジナルのランチョンマットとコースターを使ったお食事タイムは、自然に笑顔がこぼれます。

水性塗料だから
屋内でも安心

mizucolorは自然由来の成分でできた水性塗料で、いやな臭いもありません。だから、お部屋のなかで使っても安心ですね。

Editor: Masashi Nishihara, Photo: Nozomi Nishi